「いつか音楽と呼ばれるものを考える」 #2-2
場所を移して前回の続き.
SONASPHERE,Monalisaを実際に使ってもらった感想からふくらませて,(遺伝的アルゴリズムによる)自動作曲の問題点,楽器的熟練を要するソフトウェア,ソフトウェアに仕掛けるフック,自分のためのソフトウェアなどをキーに,ソフトウェアをどのように作るのかを考える議論になっています.
Download -> いつか音楽と呼ばれるものを考える#02-2.mp3
議論の続きとして,「いつか音楽を考えるに対する返答」に対する返答も合わせてチェック.
ワタナベジュンチャンとお店にて
キーワードと用語解説
みんなのためのツール/自分のためのツール/誤用を目指すソフトウェア/完全制御不能な(偶有性を持つ)ソフトウェア/ツールが制作を制限するのか/ハードウェアの制限を利用する/ソフトウェア制作者はソフトウェアを外部から見る(使う)ことができない/思想を込めたソフトウェア/シミュレーション・オリエンティッド・ソフトウェアへの懐疑/
ドミニクさん : ドミニク・チェン氏
Ivory : DVD10枚組のお化けPIANOサンプラー

1月 11th, 2008
ミズタニと申します。podcastを楽しく拝聴いたしました。
podcastの所々でモナリザの失敗について語ってらっしゃいましたが、モナリザが興味深いソフトであると同時に、私個人がモナリザを幾度しか起動しなかった理由があるので、烏滸がましいですがそれについてコメントさせていただきます。
podcastの中でnatoに触れられていますが、私個人がnatoとの馴初めと言えば、meta(だったと思う)によるnatoアプリで、コンテンツは勿論ですが、それ以外に通常のMacのソフトウエアのUIの文法にそっていないインターフェースがあり非常に興味をそそられました。狂った映像とおかしなインターフェース。使いづらいほど魅惑的であり、いろいろと弄り狂った映像が現れるたびに歓喜していたと記憶しています。ですがモナリザは狂った音はするものインターフェースに関していえば、通常のos Xの文法に乗っ取ったもので使い勝手も良く、出る音は魅惑的な要素を孕んでいたのですが使い続けようとは思いませんでした。例えばノイズ生成のソフトのインターフェースのみに関していえばsoundhack(根本的にモナリザとは別ジャンルですが)の方が個人的に、あくまでも個人的にですが優れている気がしています。
それでUIから立ち上がるソフトの可能性、ユーザーによる使用の取捨の選別については如何お考えでしょうか?
特に使わなくても良いと言えそうなソフトであるが故、何か魅惑的な要素を孕んでいないと起動させる意欲が減衰しるということはしばしあります。ovalprocessの随分と魅惑的なインターフェースを持っています。それに、そもそも私がMacを使おうと思ったのも其処に根拠ある気さえしています。
長文失礼いたしました。
1月 12th, 2008
>ミズタニさん
感想どうも.
面白いですね.
たしかに,機能的な部分(何ができるか)の議論はしているけど,インターフェイス(というか文脈的にはGUIですね)の部分は話に出てない.
(議論が荒いことが明らかに)
答えは難しいし,分からないけど,僕の考えとしては,natoの例で書いてらっしゃるように,よくわからん(難しい)ぐらいの方が試行錯誤の余地があるし面白いと思います(それで且つ,試行錯誤を誘発するようなものが強度があると).
がしかし,ブラウザーがおかしなインターフェイスだと疲れるので,そこはターゲットによるということになるかなぁ.
それにしても,単に便利で使いやすいソフトに愛着が沸かないのもたしか.
使い込むこと(熟練)による発見が無いということか.
この相反する要求に応えるソフトウェアは何かというのは考えるべきですね.
僕がインターフェイスに詳しくないので面白い話ができないのが申し訳ない.
城さんが専門だし,徳井さんも詳しいので,次回,議論で取り上げさせていただきます!
(お便りコーナーみたいのをやろう)