いつか音楽と呼ばれるものを考える

「いつか音楽と呼ばれるものを考える」 #7

Posted in いつか音楽と呼ばれるものを考える on 5月 31st, 2008 by Norihisa Nagano – Be the first to comment

2008.05.31

いつか〜podcastは「いつか音楽と呼ばれるものを考える」Blogへ移転しました.

5・6回を飛ばして第7回

Download ->いつか音楽と呼ばれるものを考える#07.mp3

金子智太郎・徳井直生・城一裕

「いつか〜」新メンバー金子さん初登場!
思想・美学に強いメンバーがいないなぁと思っていたところに,超強力メンバーがぁあ!!
(徳井さん,城さんぐっじょぶ)

金子さんと城さんの出会いのきっかけは,Sputniko!さんからのご紹介だそうです.感謝~

背景知識がないにも関わらず,なぜか美学的な話をしているいつか〜メンバー.
(ポジティブに捕らえると,実践から辿り着いているとも・・)
強力メンバー加入でどこまで行けるのか.

今回のテーマは「mashupを美学的に読み解く」
いいきなりすごく面白い話になっておりマス.(キーワードがめちゃくちゃ多くなってしまった)

金子智太郎


美学専攻 専門はアンリ・ベルクソンの美学、聴覚文化研究
MA in Aural and Visual Culture, Goldsmiths college, University of London
東京芸術大学美術研究科博士課程後期在籍
http://tomotarokaneko.com/

キーワードと用語解説

ネタ的mashupは好きじゃない/音ネタ知ってる知らないで面白いかが決まる/mashupはコンテキスト依存が強い/Massh!はクラブ系/Massh! iPhone版はジャムセッション系appへ?/mashupではない何かへ/なぜmashupが流行っているのか分からない問題/MAD/CGM/iPod・iPhone集結パーティー/作り手でも聞き手でもない方向へ/システムがヒエラルキーを解体する原動になっている/セレクターと自動化は相性がいい/IAMAS生のMassh!の反応は反発気味だった?/アンビエントは画家の作業に相性がいい/反発があった方がよいのだー/漫画では最初の作者が神格化するが,音楽では逆/漫画は自分で描く/コボちゃんmashupはひどい/三郎とサブローザ(ベルギーのレーベル)/音楽の気にしなかった構造を見る/クラブで手を上げさせるシステム/突然変異が淘汰されない環境を用意すること/Pansonicが淘汰されなかったのはテクノリスナーのおかげ/池田良二の曲で自殺するスピーカー/グリッチはモノが壊れるときのようなハッとする音/

宮島さんのmashupアプリ :MMGのこと.Massh!よりDAW寄りのアプローチ

iTunesから自動コラージュアプリ : iTunes Signature Maker!のこと.ユーザーのコラージュ一覧
謎のコラージュ

サビ抽出: 後藤 真孝さんによるサビ検出研究のこと.この辺に色々あり
http://staff.aist.go.jp/m.goto/publications-j.html

しかし,あなた方,アイディアばらしまくりですが,いいんですか?笑

(5・6は近日中公開します〜)

「いつか音楽と呼ばれるものを考える」 #4

Posted in いつか音楽と呼ばれるものを考える on 3月 10th, 2008 by Norihisa Nagano – 1 Comment

「いつか〜」4回目.

「いつか〜」は徳井・永野の3人で始めましたが,城さんの登場がまだ一回のみ.
ということで,城さんにフォーカスしてみました.
swo以前からswo,aeoまで.

Download -> いつか音楽と呼ばれるものを考える#04.mp3

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音と音楽の狭間に「いつか音楽と呼ばれるもの」があるとしたら,俺達(徳井・永野)は音楽の方向から,城くんは音の方向からそっちの方向に向かっているんだ(1:16:26 徳井 直生)

徳井さんによる解説

+ (初)お便りコーナー(いただいたcommentより)
批判・質問・取り上げて欲しい話題・御意見どしどし募集中

次回は研究者としての徳井 vs 城,ガチトークを予定しています.
というわけで,徳井直生・城一裕の研究についてお便り募集

お便りコーナーのノベルティとして配る「いつか〜Tシャツ」をデザインしてくれる人募集!
ギャラは払えませんが,Tシャツを一枚進呈!永野まで

キーワードと用語解説

http://jo.swo.jp/サイエンス・カフェ/音具/芸工大/おしゃぶりインターフェイス/サイン波の海/コミュニケーションツールとしての参加型アート/場を作る/無個性が個性に繋がる/集団の創造性/筋電センサー/したことのない音体験/違う方向からいつか音楽と呼ばれるものに向かう/GUIが創作に影響する問題

城さんのトーク : 2008年3月3日(月)19:30~21:00「音と音楽の狭間―The Interface between sound and music」というタイトルで行われたトーク. -> mp3ファイル

サインウェーブ・オーケストラ :http://swo.jp/を参照

サインウェーブ・カルテット :swoの4人のメンバーが一人一つのサイン波を演奏するカルテット

ICCでのライブ映像 : http://hive.ntticc.or.jp/contents/artist_talk/20050611_2/

澤井くん :p[k], ACOのアルバム「irony」のプロデュースで知られる音楽家,澤井妙治氏のこと.

アイさん : BOREDOMSのEYE氏のこと

MIburi : YAMAHAのMIburi
http://www.youtube.com/watch?v=4y9V5ORFnzs

レオナルド・ミュージック・ジャーナル : Leonardo Music Journal

「いつか音楽と呼ばれるものを考える」 #3

Posted in いつか音楽と呼ばれるものを考える on 3月 5th, 2008 by Norihisa Nagano – 1 Comment

2ヶ月ぶりの「いつか〜」第3回目.
今まで3人でやってきましたが,今回は徳井さんと二人で音楽・プログラムについて話しました.
今回は特に徳井直生のSONASPHERE以降の活動にフォーカスしてみました.

Download -> いつか音楽と呼ばれるものを考える#03.mp3

ここ2ヶ月ぐらい何やってたのか.
徳井直生「かつて音楽と呼ばれたもの」について語る.
「いつか音楽と呼ばれるもの」という言葉の起源.
徳井直生はなぜWebアプリケーションを作っているのか.「別に大きく舵を切ったわけではない!」(僕は舵舵言い過ぎです.流行ってるんです,すみません)
Faces of the Dayは「徳井システム」の予告編
徳井直生の「かつて音楽と呼ばれたもの」に触発されて僕は何を作っているのか.(movalprocessの概要)

今回からPCM-D50を導入しました.川の向こうを通る電車や,道路の車の音等,空気感も含めて録れる〜.

徳井直生
tokui03.jpg

川の側
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徳井システム

08.03.05 Mashup.App Prototype#1 from pelican on Vimeo.

movalprocess
movalprocess.png

キーワードと用語解説

カツ丼(実は食べたのはとんかつである)/音楽作る意味が分からなくなった問題/自分の中での「アーティスト幻想の終焉」/集団の創造性/ゆうぞうむぞう 有象無象(うぞうむぞう)の覚え間違い(笑)他にはアバターをアダパーと思っていた事件がある/誰でもそこそこのものが作れちゃう環境問題/いつか音楽と呼ばれるもののカケラ/「かつて」 と 「いつか」/顔に対する認知力/oval process完全(90%)copyのmovalprocess/freesound2.0/音楽作れよ問題/音楽とはそもそも何か/ソフトウェアを作るのはしんどい/

インターコミュニケーションの今月号 : 雑誌.2008年04月号のこと.音楽/メディア特集.

またりさまBinary : 永野@2007 Audio Application.

Super Collider : Sound Programming言語.Max/MSPとは違い,文字(Code)を書く従来型のプログラミングで音響合成を行う.

インタラクション : 情報処理学会主宰の学会.実はインタラクティブ発表で採用されたのでした.

Faces of the Day : 徳井直生@2008.03 顔を使った情報提示に挑戦したWebサービス

城さんのトーク : 2008年3月3日(月)19:30~21:00「音と音楽の狭間―The Interface between sound and music」というタイトルで行われたトーク. -> mp3ファイル

渋谷さんのインタビュー : 正確にはエクス・ポ創刊号に収録された佐々木敦さん,東浩紀さん,渋谷慶一郎さん3人のトーク「音楽、モダン、ポストモダン」.

セル・オートマトン : オートマトン(自動機械)をセルに配置し,時間変化を追うモデル.特にクラス4と呼ばれるルール110では独特の模様が現れる.
Life Gameは2次元のセル・オートマトンである.またセル・オートマトンでは理論上,コンピューター上で行える全ての計算が可能らしい.例えば”またりさま”もセル・オートマトンとして扱うことが可能である.(セル・オートマタリと命名)

池上さんの本 : 池上高志氏「動きが生命をつくる」のこと.

「いつか音楽と呼ばれるものを考える」 #2-2

Posted in いつか音楽と呼ばれるものを考える on 1月 10th, 2008 by nagano – 2 Comments

場所を移して前回の続き.

SONASPHERE,Monalisaを実際に使ってもらった感想からふくらませて,(遺伝的アルゴリズムによる)自動作曲の問題点,楽器的熟練を要するソフトウェア,ソフトウェアに仕掛けるフック,自分のためのソフトウェアなどをキーに,ソフトウェアをどのように作るのかを考える議論になっています.

Download -> いつか音楽と呼ばれるものを考える#02-2.mp3

議論の続きとして,「いつか音楽を考えるに対する返答」に対する返答も合わせてチェック.

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ワタナベジュンチャンとお店にて

キーワードと用語解説

みんなのためのツール/自分のためのツール/誤用を目指すソフトウェア/完全制御不能な(偶有性を持つ)ソフトウェア/ツールが制作を制限するのか/ハードウェアの制限を利用する/ソフトウェア制作者はソフトウェアを外部から見る(使う)ことができない/思想を込めたソフトウェア/シミュレーション・オリエンティッド・ソフトウェアへの懐疑/

ドミニクさん : ドミニク・チェン氏

Ivory : DVD10枚組のお化けPIANOサンプラー

「いつか音楽と呼ばれるものを考える」 #2-1

Posted in いつか音楽と呼ばれるものを考える on 1月 9th, 2008 by nagano – 3 Comments

急遽,前回の話にも出たワタナベジュンチャンと徳井さんと会うことになって二回目を録りました.
今回は,実際に音楽制作を(バリバリ)行っているワタナベジュンチャンに,音楽ソフトウェアとそれを使った制作について聞いてみる予定でしたが,徳井さん,僕がいつものようにがんがん喋ってしまいました.(失敗)
SONASPHEREの目指したものは何か.
Monalisaの成功したと考える部分とは,失敗した部分は何か.
その両方を使用してFull Albumを制作したワタナベジュンチャンの感想
ソフトウェアと人間の関係

が大筋の話となっております.

ワタナベジュンチャンと何かやるべく打ち合わせをしながら徳井さんを待っていたところ(Monalisaの使い方を聞いたり,またりさまBinaryの解説をしたり),だいぶ送れて徳井さん登場.2007年どうだった?という話の途中から,突然レコーダーをとり出す徳井さん.今回の録音はそこから始まる.(前半)

Download->いつか音楽と呼ばれるものを考える#02-1.mp3

しかし,毎度ながら僕は人の話を拾うのが下手だなぁ.これでは議論が進まない.
いつか〜で訓練していこう.

#突っ込み,批判・批評,感想等お寄せください.次回以降の議論の中で取り上げさせていただきます.

参加者紹介

JUNICHI WATANABE

ライブ、DJで活動する傍ら、舞台音楽総合演出、映画音楽、FMラジオ番組制作も手がける。電子音響、ジャムセッションを基調にし「ジャズの土台で踊れるノイズを」をコンセプトとしたジャズバンド東京漂流のメンバー。
デトロイトテクノ、ハウス、ドリルンベース、ノイズ等、その制作スタイルは多岐に渡り、現在はインダストリアルテクノ、ノイズ、アンビエントを独自の感性で解釈し楽曲を作成している。
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http://www.asiandynasty.net/2004/12/junichi_watanab.html

LITTLE SQUEEZE PROPAGANDA

徳井 直生

(国際メディア研究財団研究員/東京藝術大学非常勤講師/DJ)

生成的アルゴリズムとコンピュータ-ヒューマンインタラクションをキーワードに,音楽と人間の新しい関係性を探る.

2004年 東京大学工学系研究科博士課程修了. 工学博士. SONY Computer Science Lab Paris客員研究員(2004〜2005年)を経て、2006年より現職。

また、ポストエレクトロニカ的ダンスミュージックのDJ, プロデューサーとしても活動し、これまでにPROGRESSIVE FOrM, op.discを含む国内外のレーベルから楽曲をリリースしている。

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「かつて音楽と呼ばれたもの」

キーワードと用語解説

oval process/The Beatles/音楽未来形/生の音楽?/テクノロジーと不可分な音楽/サビだけの音楽/CM音楽/三輪教授/歌舞伎/J-Pop/

Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band : The Beatlesの8枚目のオリジナル・アルバム.録楽の金字塔.

LITTLE SQUEEZE PROPAGANDA : JUNICHI WATANABE氏のAlbum.SONASPHEREとMonalisa-Audio Unitを多用したそう.必聴.

ミュージック・コンクレート : 現代音楽初期に環境音等を録音したテープを使った音楽の試みがあった.それら全般をこう呼ぶ.

「いつか音楽と呼ばれるものを考える」 #1

Posted in いつか音楽と呼ばれるものを考える on 12月 18th, 2007 by nagano – 2 Comments

Podcast(というかお話録音公開)を始めました.
徳井さんと城さんと3人で適当に,そして真剣に音楽について話すpodcastです.
(いつもの議論を録音しただけという話も)
東京滞在中に第1回を録りました.
ノーカットです.(noise以外)

背景はこちら
「いつか音楽と呼ばれるもの」を考える #1

Download->いつか音楽と呼ばれるものを考える#01.mp3

僕は言いたいことを思いつくままに言う係.
変なことを言っても城さんがフォローしてくれて,徳井さんが膨らませてくれる図式.

突っ込み歓迎です.
何か御意見があれば,それについて次回以降話します.
徳井さんも書いていますが,コンテキスト依存が激しい部分があるので,質問も歓迎です.

是非聞いてみてください.

参加者紹介

徳井 直生

(国際メディア研究財団研究員/東京藝術大学非常勤講師/DJ)

生成的アルゴリズムとコンピュータ-ヒューマンインタラクションをキーワードに,音楽と人間の新しい関係性を探る.

2004年 東京大学工学系研究科博士課程修了. 工学博士. SONY Computer Science Lab Paris客員研究員(2004〜2005年)を経て、2006年より現職。

また、ポストエレクトロニカ的ダンスミュージックのDJ, プロデューサーとしても活動し、これまでにPROGRESSIVE FOrM, op.discを含む国内外のレーベルから楽曲をリリースしている。

城 一裕

1977年生まれ.2002年九州芸術工科大学大学院(現九州大学)修了.(株)日本アイ・ ビー・エム ソフトウェア開発研究所,東京大学大学院博士課程を経て,現在東京大学先端科学技術研究センター 協力研究員.主なプロジェクトとして, The SINE WAVE ORCHESTRA, Monalisa, aeo, DorkbotTokyo など.第一回 f r e q「プログラムが表現する音と映像」実行委員.

永野 哲久

フリーランス・プログラマー.2001年,サラリーマンを突然辞めて退職金でPowerBookG4 400を購入,Max/MSPに傾倒.実家で引き篭もり中に偶然参加したfreq01で徳井直生氏・城一裕氏と出会う.徳井氏がCode WarriorでMax/MSPのObjectを開発する姿に衝撃を受け,Programmingを開始.Programmerとしての最初のキャリアは徳井氏のSONASPHEREへほんの少し参加.
2004年最初のOSX ApplicationであるMonalisaを開発.城一裕氏の協力を得,未踏ソフトウェアに採択される.
現在,情報科学芸術大学院大学(IAMAS)所属.

キーワードと用語解説

SONASPHERE/Monalisa/The SINE WAVE ORCHESTRA/aeo/徳井さんのNew Web System/いい共有・わるい共有/インターネットの向こうに人は居るのか/oval process

SITE ZERO(サイト・ゼロ) : 書籍.http://site-zero.net/.次の号に徳井・城,両氏の論文が掲載される.

三輪さん(みわさん) : IAMASの三輪眞弘教授.
2007年,「逆シミュレーション音楽」でアルスエレクトロニカ・デジタル・ミュージック部門「 ゴールデンニカ賞」を受賞

渋谷さんの最近やっている音楽 : 第三項音楽のこと.http://atak.jp

録楽(ろくがく) : メディアに固定されることを前提とした音楽全般を指す,IAMASの三輪教授の言葉.

ワタナベジュンチャン : AsianDynasty RecordsのJunichi Watanabe氏
世界で唯一,Monalisa-Audio Unitを使いこなす音楽家.

北野さんがインターネットを物理的に・・ : HIVEで見られるシンポジウム参照.http://hive.ntticc.or.jp/contents/symposia/20060624_2/